コモン・センス

第13回

 ・Arvo Part - 鏡の中の鏡

鳴っている音のひとつひとつが明確に聴こえてきて、聴いていてスッキリします。音と音の隙間に何か柔らかい風船のようなものを敷き詰めたような質感。こんな曲をつくる時の心情はどんなものなんでしょうか?今の僕には全く想像できません。全くの「無」かもしれないし、脳が沸騰しているのかもしれない。わかりません。

 

・スターダストレビュー - 木蘭の涙

スターダストレビューはバンド名は聞きつづけていたんですが、曲はほとんど聴いたことがありませんでした。島根県にもよくライブをしに来ているのでTVCMなどで、ライブ映像がワンカットだけ流れたりもしていました。先日初めてちゃんと聴いたのはラジオがきっかけです。たまたま流れていたラジオからこの曲が流れてきてじーっとして聴き続けました。曲が終わって、MCが「スターダストレビュー で...○○でした。」と言ったんですが、曲名が聞き取れず家に帰ってからサビの歌詞でキーワード検索して辿り着きました。なんか音使いにユーモアを感じます。特にサビのフレーズすべての最後コード感。

・Plastic Tree - スピカ

戦隊ものの正義と悪、少年漫画の正義と悪、ドラマの正義と悪、これを僕はコントラストだと思っています。楽曲でいうサビに対してのAメロやBメロの部分という感じです。このコントラストには程よいバランスが必要だと思っていて、両者の立場が入れ替わったり、例外的に協力したり、平行線を辿らないことがより大きな盛り上がりのために必要だと思うのです。この曲でも同じようなことを感じていてサビのために他のパートがあるわけではなく、お互いが複雑な関係を築いてサビの気持ち良さを作っている気がします。

・Carissa's Wierd - They'll only miss you when you leave

もうこれはスネアドラムを連打する部分が大好きです。あと僕は歌に入るまでに結構焦らされるような曲が好きで、この曲も約5分のうち 1分半くらいがイントロだったりします。そして歌に入ったところですぐに連打が入ってくる。こんなにすぐ盛り上がるのに全然置いて行かれた気がしない。そしてクライマックスらしいクライマックスが無いように思えます。こういうバランスの取り方もあるんだなぁと勉強にもなりました。そんな曲です。ジャケットもカッコいい!