コモン・センス

第9回

今月は10代半ばに聴いていた曲がたくさん入っています。

 

 

・Snoop Dogg - Drop It Like It's Hot feat. Pharrell Williams

 はっきりとは覚えていませんが14,15歳くらいの時にこの曲が発表されて直後からかなり聴いていました。これを知る前にN.E.R.D.を毎日聴いている時期があって、僕はファレルの大ファンでした。スヌープドッグが好きなうえにファレルが参加している曲とあってかなり夢中になったのを覚えています。ビデオも大好きです。ファレルの話をすると、僕はファレルのマネをして頭を坊主にしたくらいです。頭を坊主にしたのは人生でこの時の一回きりだと思います。ちなみにN.E.R.Dだと[Fly or Die]というアルバムを一番聴いていました。

 ・Gorillaz - El Mañana

この曲もビデオがすごくいいですね。ゴリラズも好きな曲がいっぱいありますが、この曲が特に好きです。デーモン・アルバーンの多国籍な音楽的バックボーンが全開に炸裂してます。10代半ばにイントロを聴いた瞬間いっきに引き込まれました。明るさと暗さを両方含んでいるように聴こえます。こういう質感の曲が僕は大好きで、ニルヴァーナを聴いたときも同じことを感じました。言葉として矛盾しているようだけど、作品として、音楽としては在りえているという。

 ・Beastie Boys - Ch-Check It Out

トラックがいいですね。MC3人のリズムの使い方もすごくセンスがあると思います。ビースティー・ボーイズのトラックはいい意味で古臭い感じが出ているところが好きです。あと、ロックっぽい。使われてる音色のせいだと思いますが、 それがMCが入り曲として完成すると現代的な響きになる。以前にもあったことを現代的に解釈する作業は文化の継続にとても重要なことだと思います。存続のためには変化がいるということで。

 ・Bloc Party - I Still Remember

マット・トンのドラムが大好きなんですよ。すごく知的な音でつくるフレーズなのに全然嫌味がない。自己主張は優先順位を下げて、まず曲ありきなスタンスを感じます。かなりテクニシャンだと思うんですけど、けっして見せびらかすようなことはせず寡黙に叩く。幅広いルーツを持ってそうだなぁと思います。

 ・メレンゲ - うつし絵

これは今回のプレイリストの中では新しめの曲です。クボケンジさんが新垣結衣さんのためにつくった曲のセルフカバーです。どちらのバージョンももちろんいいです。メレンゲはこの曲を聴くまでほとんど聴いたことがなくて、イメージとしてはキラキラした明るいポップミュージックかなぁと思ってました。が、 イメージとは違う感じでやさしく一歩一歩心に寄り添ってくれるような曲でした。サビへ移るときのコード感が特にじーんときます。