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第2回「From Russia with Love -失意の270キロカロリー-」

皆様こんにちは。第2回目からは1994年5月、ロシアで行われた「サンボ・ワールドカップ」に出場した体験をシリーズでお届けしようと思っております。

 

USSRへ行くならBOACに乗ってひとっ飛び・・とビートルズファンならそういきたいところですが、そんな不可能な事はさておき、アエロフロート航空でパリ経由モスクワ行きの人生初フライトです。

試合は体重による階級制のため、計量をパスしなければ失格となります。よって、機内でもてなされるロシアンフードとワインのご馳走は残念ながらお預けです・・・。

今回は食事制限しながらのトレーニング中に襲ってきた、甘い誘惑のお話をさせていただきます。

 

減量して試合に挑むその理由は、スピードやインサイドワークを増すためなのですが、それと同時にパワーを落とさずに目標の体重に到達することが重要です。要するに、栄養はしっかり摂取しながら減量していくのです。

 

ちなみに、好きな料理を食べながら健康的にダイエットしたい方がおられましたら、①②の方法で1~2Kg程度なら簡単に体重を落とせると思います。

① 朝>昼>夕の順に摂取量を減らす    ② 間食をしない

そしてさらに健康的に3kg以上の減量を目指す方は・・・

③ 意識的に塩分と糖質、脂質をさける  ④ 一日の摂取カロリーを2000kcal前後に抑える。

醤油やソース、ドレッシングなどの塩分を避けると、ほとんど素材の味で食べることになり、糖質・脂質を避けると料理の選択肢がかなり減りますが、意外と慣れてきますので是非挑戦してみてください。

 

閑話休題。私の場合は試合に勝つのが目的ですので、摂取カロリーは1200kcal以下。食事をかなり制限して、そのストレスを試合にぶつけるためストイックな毎日を過ごしていました。

ところが大会を目前に控えたある日、まさかの外敵が街の中にあらわれました。

対する相手は、アメリカからやってきた“アイスクリーム界のラリー・ズビスコ”「ハーゲンダッツ」です。さぁ、戦いのゴングが鳴りました!!

まず序盤は視察戦・・・カウンター越しに陣取るセコンドからの各種フレイバーを使った挑発・・・これには小瀧選手、さすがに乗りません・・・しかし、不用意にラム・レーズンに目を移した瞬間・・・でた、でたー、ダッツのラム・レーズン式足4の字固め!!・・・完全に動けません!糖分とアルコールを控えた身体にこれはキツイ・・・胸突き八丁の小瀧選手!・・・あぁ~ついに無念のギブアップ!! 

 

・・・その時に味わった、とろける甘さと、鼻腔を駆け抜ける芳しいラム酒の香りはまさに夢心地でしたが、その後味は、辛抱を諦めた己の甘さと、今までに味わったことのない強烈な敗北感でした。

自分自身へのリベンジ・・同年12月にハワイで行われたその戦いの模様は次期シリーズでお伝えします。

 

・・・ということで、全然ロシアのお話ではなかったわけですが、また次月もよろしくお願いします。